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, by 川崎修平 ONE True Saxon
こんばんは。6月に入り平日の来客は5月に比べると落ち着いた今日この頃です。欧州リーグが閉幕したと思うとEURO2024がもうすぐ開幕ですね。自分は海外サッカーに特に夢中だった頃のEURO2008が今でも忘れられません。この大会の試合はほとんどVHSにダビングして何度も繰り返し観ては最終的にテープの寿命でカスカスな映像になっていた気がします。
特に優勝国スペインのダビド・ビジャは4試合4得点で得点王。本当にかっこよかったな〜とEURO2024開幕前に余韻に浸っていました。EUROってW杯と違って本当にサッカー好きな人しか観ない印象なんですよね。そこが好きだったりします。個人的には開催国であるドイツと因縁であるイングランドの決勝が観たいですね。
てことで今回はオンラインストアに眠っている商品をピックアップしようかなと思います。なんだかんだで売れ残ってる商品も一つ一つ細かく紹介したいくらい愛着のある商品ばかりなんです。たまには過去の商品も見てみてくださいね。
今回はONE True Saxonのシャツをご紹介します。そもそもONE True Saxonってどんなブランド?って方に簡単にご紹介します。
1998 年に元ポール スミスの従業員数名によってノッティンガムで設立されたブランドです。イングランドの中心地であるノッティンガムを拠点とする彼らの服はイングランドの愛国心に誇りを持ち、イングランドの心そのものを取り入れていると言われています。
特にフットボールファンにはすぐに親しまれ、数あるフットボールカジュアルブランドの中でも人気を誇っていたブランドです。
ONE True Saxon は自らをファッションブランドとしてカテゴライズせず、国民的なスタイルアイコンを体現する快適で高品質な製品を生産しています。当時のイギリスブランドの多くは高品質で高価な生地を使用するか、数回の洗濯にも耐えられない安価で寿命の短い類似品を使用するかのどちらかがほとんどだったそうです。それに対してONE True Saxon は、高価で耐久性のある衣類を販売するブランドと作りがチープで安価な衣類を販売するブランドの間に焦点を置いたそうです。
モノづくりに細部まで拘りながらもハイブランドとは肩を並べないそのスタイルはフットボールファンから絶大な人気を誇り、英国のアイコニックなブランドとして台頭していました。逆にハイブランドを好む人ような気取ったファッションを好む人からは支持を得ていませんでした。自分はこういう立ち位置のブランドが大好きです。
残念ながらブランド自体はすでに終了してしまったんですが、現在の英国フットボールファンからも未だに愛されているんだとか。日本のフットボールファンもこういうブランドをサラッと着ていたらカルチャーを遡った英国のスタイルを感じてグッときます。ほとんど目にすることはありませんが。
今回ご紹介するシャツはグリーンをベースをしたタータンチェックを採用しています。フロントには色味とチェックの雰囲気が異なる生地を切り替えており、一癖ありつつも全体的にまとまっているのはONE True Saxonのこだわりが詰まりきっているように感じます。
右袖口のピスネームやフロント下部の"OTS"の刺繍も良いアクセントでしょう。
今回はそんなONE True Saxonのシャツをご紹介しました。ユニフォームをはじめとするクラブのウェアももちろん良いんですが、どうせなら海を越えた本場のフットボールファンが愛するブランドに袖を通すのもフットボールのまた違った楽しみ方と自分は思います。日本では認知が低いものの時代背景を感じつつ自己満で着るくらいがちょうど良いでしょう。自分はそう思います。