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Sint-Truidense

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日本中の国民を熱狂の渦へと巻き込んだ2022年W杯カタール大会。日本がドイツとスペインに大金星をあげ、世界中から日本人選手への注目が高まりました。そんな中、日本人選手による海外移籍の低年齢化が加速しています。

ここ最近で言うとドイツ1部のシャルケに移籍した上月壮一郎(22)や、フランス1部RCストラスブールに移籍したパリ五輪世代の鈴木唯人(21)、そして高校卒業後にボルシアMG入りを果たした元神村学園の福田師王(19)などが挙げられます。

元日本代表でキャプテンを務めていた吉田麻也や現日本代表の板倉滉もボルシアMGへの移籍を検討していた福田師王に対して「海外へ行ったら人間性が鍛えられる」、「本当にこっちに来てみないと分からないことが沢山あるから来い」と伝え、海外挑戦を決断したと言われています。

やはり若いうちから海外への移籍をすることで世界との壁や、通用するところが自己分析できるといったメリットはあると思います。しかし、そんな反面でコミュニケーションの壁や慣れない海外での生活で挫折してしまうといったことも起こりうるのが現実です。

そこで日本人選手が多く移籍するベルギーのシント=トロイデンというクラブをご存知でしょうか。胸にプリントされたスポンサーは日本の企業である「DMM.com」。これを読んでいる方の中にも疑問に感じている方はいらっしゃるかと思います。今回はそんなシント=トロイデンというクラブについて調べ、まとめてみました。

シント=トロイデンとは1924年に創設された、ベルギーのシント=トロイデンをホームタウンとするサッカークラブです。現在はベルギーリーグの1部に所属しています。

2017年11月に日本企業であるDMM.comがシント=トロイデンの経営権を獲得しました。なぜベルギーなのかというのはベルギーの場所が大きく関わっています。ベルギーという国はドイツとフランスに接しており、イングランドにも近い位置にあるため、スカウトの目に入りやすいということや、外国人枠の制限が緩和されていることが買収の決め手になったそうです。ちなみにオーストリアやポルトガルも外国人枠の制限が比較的に緩和されているそうです。

これまで数多くの日本人選手が在籍していたのはご存知の方も多いはず。元日本代表の10番である香川真司や現在は元日本代表の岡崎慎司も在籍しています。

中でも活躍を見せ大きな飛躍を見せたのが、アーセナルの富安健洋やシュトゥットガルトの遠藤航、フランクフルトの鎌田大地などが挙げられます。こうした日本人選手のステップアップの場として大きな注目を集めています。

現シント=トロイデンのCEOであり、FC東京で強化部長及びGMを務めていた立石敬之氏は「選手にとって欧州でのスタートは大事。最初に多くのプレーができれば海外にも慣れ、自信を持って次(のクラブ)に行ける」と語っています。

しかし、買収した直後は改善の余地が多く見つかったそうです。色々調べた中で特に問題だと思ったのがトップチームと下部組織の連携です。トップチームとセカンドチームは同じ組織なのに対し、下部組織は運営しており両組織間の連係が全くなかったそうです。お互いのコミュニケーションも希薄で、ユースで行われることを何も知らず、誰が教えているかも分からない状態だそうです。

ユースの子供たちがトップチームに憧れて目標にする、そんなクラブであり街にしていかなければいけません。下部組織には子どもたちが500人くらいいて、親御さんも合わせれば3倍の1500人くらいにはなるのでもっと観客動員数が増えてもおかしくないはず。原因はやはりトップと下部組織の交流がないからだと言われています。

課題はたくさんあるようですが、DMM.comとしての強みももちろんあります。それは言語面のサポート。才能ある日本人選手たちも言葉の壁に悩ませれ、出場機会にも恵まれず帰国するケースはこれまで多くありました。DMM.comでは様々な事業に取り組んでおり、その一つとして「DMM 英会話」というものがあります。おぎやはぎの矢作とアイクぬわらが出演するCMを一度は観たことがあるでしょう。このサービスを使えばスカイプで英語を学ぶことができ、日本にいるときでもできるので、移籍が決まった時点ですぐに取りかかってもらうそうです。

今回シント=トロイデンというクラブを調べてみて、こうした経験を経て欧州5大リーグへ自信を持って羽ばたく選手が増えいていくことで日本サッカーの底上げになり、育成年代の選手たちにも夢や希望を与えられる場所(クラブ)になっていると思いました。ベルギーリーグのレベルが高いかと高いと言い切れませんが、そこから多くの日本人選手がヨーロッパのトップクラブで活躍し、W杯ベスト4を狙える国になるのも程遠くない未来に感じます。今後のクラブとしての動向も目が離せません。

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