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Klopp Joins Red Bull

Klopp Joins Red Bull

こんばんは。遠方のお客様の来店が多いウチですが、最近は特に福岡と愛知からお越しの方が多いように感じます。個人的に福岡と愛知には友人も多いので勝手に親近感が湧いています。もちろんそれ以外の他県の方も近くでよく顔を出してくれる方もいつもありがとうございます。たまにはふらっと遠出したい気分なのでおすすめの場所とかあれば是非教えてください。

話は変わりますが、自分の毎朝のルーティンというと仕事前に必ずレッドブルを飲むことです。眠気を覚ましたくてカフェインを注入するというよりかは自分はレッドブルの味が大好きです。全然夜でも飲むこともあるくらいに好きです。おかげで眠れない毎日ですが。

そんなレッドブルがサッカークラブを所有しているのは恐らく皆さんならご存知でしょう。有名どころで言うとドイツのRBライプツィヒ、オーストリアのレッドブル・ザルツブルク、アメリカのニューヨーク・ザルツブルクなど。

さらに最近では現在J3の大宮アルディージャの株式も100%取得したことを発表しています。NTTのクラブ運営にはたじたじだったサポーターからもSNSを見ている感じでは、どちらかと言うと喜びの声の方が多いように感じます。

そして先日、昨シーズンまでリバプールを指揮していたユルゲン・クロップが2025年1月1日よりレッドブルのグローバルサッカー部門の責任者に就任することを発表しました。これに関して世界中では賛否両論の声が相次いで波紋を呼んでいます。特にドイツで。

というのもドイツでは特に嫌われ者のレッドブル・グループ。ブンデスリーガでは企業名をクラブ名に入れることが禁止されていますが、RBライプツィヒという名前にしてRBはレッドブルを意味しない(RasenBallsport(直訳すれば「芝生球技」))というグレーな対応で誤魔化したりとルールを掻い潜るやり方が気に食わないんでしょう。

何より下部リーグの無名クラブを買収しては資金を惜しまず投資して、数年でトップリーグまで上り詰めるという伝統を踏みにじってでも成り上がろうとする姿勢が他クラブの反感を買うのでしょう。

ライプツィヒのブンデスリーガ昇格1年目にはスタジアムに牛の生首を放り込まれるという事件や、ホーム開幕戦となった第2節ドルトムント戦ではライプツィヒが記念マフラーを作ろうとしたところ、ドルトムントがエンブレムの使用を認めませんでした。さらにはドルトムントのウルトラスたちが応援のボイコットを呼びかけました。これも全てRBライプツィヒの収入になるためです。

嫌われまくりのこのクラブですが、自分は正直言ってレッドブル・グループの運営するクラブが好きです。というのもやはり常識を破りつつも、しっかりと実力があってヒール役を請け負ってくれるクラブがいることでさらにサッカー界が盛り上がる気もするんです。

そもそも全てルールの上で真っ当に戦っていてるので勝手にヒール的な立場にされてるだけなんですが、やはり長く歴史が続くものには暗黙のルールというものがあるのも当然です。人工的に作られたプラスチッククラブという言葉で表されることもありますが、きっと自分もドイツ国民ならブチギレてるんでしょうね。

しかしレッドブル・グループの好きなところはただの金満クラブではないということ。とにかく市場価値の高い選手を取りまくるっていう安直な考えでは無く、若い選手を世界中から発掘して25歳くらいで高額で売却する流れが主流となっています。

これまでハーランドやソボスライ、南野拓実、サディオ・マネ、ナビ・ケイタなど名前を挙げるとキリが無い程に数々のスター選手の発掘に成功しています。そして、選手だけでなくクラブの運営に関わる人材にも惜しみなく投資し、あらゆる新しい取り組みを推進しています。

クロップに対して「闇堕ちした」や「裏切り者」などの声をSNSで見受けますが、自分は少なからず今後のサッカー界に大きな影響をもたらしてくれると思っています。しかも次期ドイツ代表監督も視野に入れている中でレッドブルとの契約解除条項もあるそうなので必ず監督としてドイツにまた希望を与えてくれるでしょう。

あとは今年買収された大宮アルディージャがどうなっていくのか動向が気になるところです。この間同じくレッドブル・グループのテクニカルディレクターである元ドイツ代表のマリオ・ゴメスも来日していていよいよって感じですね。

何よりレッドブル・グループのかっこいいところは、全てが一本のエナジードリンクを売ることのために遂行しているということです。サッカーにとどまらずあらゆるスポーツを通じて世界中にファンを作っています。自分もそんな彼らのサッカークラブやエナジードリンクとしてだけではなく、気づけばレッドブル・グループ自体のファンになっています。

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